【東日本大震災】私にも出来ることを考えてみた
昨日発生した大地震に伴って、情報が溢れています。
何が正しい情報かの判別や、本当に必要な人に情報が届いていない現状を踏まえて、
なにか私に出来ることがないか考えてみました。その結果が正しい情報を整理して必要な人に届けるということでした。
Twitterで得た情報を元に記事を執筆してみました。随時更新していきますので、間違いや不適切な表記、
また別の情報が欲しいという声があればどんどんご指摘願います。
【1】震源地近くで安否の確認が出来ない人へ
【2】家に帰れず、近くで休まる場・物資を求めている人へ
【3】ボランティアを考えている人への注意
【4】いま、現在進行形で私達に出来ること
【5】世界中から寄せられる声
【1】震源地近くで安否の確認が出来ない人へ
■Googleによる人探しサイト:http://ow.ly/4cXVk
■災害用伝言ダイヤルの使い方
171 + 1 + 家番号 で伝言吹きこみ
171 + 2 + 家番号 で伝言再生
(災害用伝言ダイヤル:http://ow.ly/4cXYK)
■twitter社が震災情報専門のモバイバルサイトを設置:http://fb.me/BtWaDL5K
ハッシュタグで投稿可能。また、有益情報を埋めない為に、リツイートを推奨。
twでの情報拡散はリツイートを使いましょう。
【2】家に帰れず、休憩所・物資・情報を求めている人へ
■東京メトロ運行状況:http://ow.ly/4cXWb
■震災時給油可能サービスステーションの検索:http://ow.ly/4cY1X
■無料開放場所
・お茶ノ水→明大リバティタワー
・新宿→高島屋タイムズスクエア
・池袋→立教大学11、14号館
・浜松駅→浜松市中区田町万年橋パークビル7Fマチノバ
・品川→品川プリンスホテル
※昨日から開放されているため満員の可能性もあります。
■テレビのない人に向けた各局のUstream中継
NHK / http://ustre.am/vmCj
日テレ / http://ustre.am/vnel
TBS / http://ustre.am/kJ3E
フジ / http://ustre.am/iEG9
テレ朝 / http://ustre.am/vnnn
■Web上で日本経済新聞が読めます:http://ow.ly/4cXFx
■東京都内無料開放トイレ:http://togetter.com/li/110480
■携帯の電池が切れそうな人へ
ビックカメラで充電器を無料開放しているそうです。
■銀行利用者へ
三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行は14日から、預金通帳や印鑑を紛失した被災地域に住む人は、本人確認がとれれば10万円まで支払いができる措置をとるとのこと。定期預金が満期を迎える前の払い戻しについても、事情により可能だそうです。
【3】ボランティアを考えている人への注意
■支援物資の際の注意まとめ:http://ow.ly/4cXJZ
■現地での活動を表明しているNPO/NGOリスト:http://bit.ly/h2BDAM
■早くも義援金詐欺が発生、振り込んでも反映は月曜日なので冷静に対処を
■以下、原口衆議院議員(@kharaguchi)のツイートを拝借
(阪神大震災時のボランティア経験者からのメッセージ)
1.現時点で現地に災害ボランティアに行くのはやめましょう。
余震による津波や火災など二次被害の心配があります。
2.今回の被害は「広域災害」です。今こそ既存のネットワークをフルに活用するのは勿論、
今までとは違う地域の枠や官民の枠を超えた連携による総力戦が求められます。
3.数日以内に支援に入れる地域、まだ当分救助活動中の地域と分かれます。
災害ボランティア指導者は現在活発に情報交換と分析に努めています。
・何かしたいができない。せめて物資でも、と思われる方は、まずは物資ではなく、日本赤十字社などの義援金(被災された方へ後日直接配分)、あるいは災害ボランティアセンターや地域ファンドが行う災害ボランティア支援基金などに寄付をしましょう。
ことに、例えば自宅で不要な古着を送ったりするのはやめましょう。中越地震のときにはひとつの市で体育館いっぱいになりました。それを仕分ける為のボランティアが何千名も必要になりました。
【4】いま、現在進行形で私達に出来ること
■まずは、安全の確保を
■節電のお願い
東京電力の需給予測によると、本日12日の18〜19時の間で最大300万KWの電力が不足。
この時間帯を中心に、電力使用量の節約を願います。(TEPCOニュース:東電発表資料:http://bit.ly/goj4tg)
■ネットでの募金開始:http://ow.ly/4cXiu
■12日、13日の関東在住の人の過ごし方(@DS1121 さんの記事):http://ow.ly/4cY1c
■ソーシャルメディアを利用した情報収集・発信
・地震関連ハッシュタグ
#j_j_helpme 救助要請
#jishin #jisin #earthquake #eqjp 地震
#tsunami 津波
#hinan 避難
#anpi 安否
・ハイチ地震に学ぶ情報発信時の注意:http://ow.ly/4cXWb
・情報の更新に対応できるよう、RTの際は公式RTをご利用ください
■今回の地震を受けてTwitterを始めた人へ:http://amba.to/e8FnzO
最低でもフォローするべきアカウント・地震関連のハッシュタグまとめ・正しいハッシュタグの使い方
をまとめた(@g_shironishi_bt)さんの記事を拝借。
【5】今回の地震による世界の動き
世界中のメディアのトップニュースとして報じられています。
Massive earthquake hits Japan「The Big Picture」 / Boston.com
「Japan wakes up to tsunami devastation」/ BBC
「東北地方太平洋沖地震に対する世界の反応、株式下落」/ CNN
「オバマ米大統領、日本への全面支援を表明」/ CNN
「トルコ、日本に100億の支援金」
「日本がんばれ!」 / IDEA*PAD
■レディー・ガガによるチャリティー活動
日本の大地震と津波発生を受けて、ガガ・オリジナルのチャリティー・ブレスレットを作り、ホームページ上でファンに購入を呼び掛けてくれています。収益は震災者救済に充てられるそうです。詳しくは、レディ・ガガの公式ホームページで:http://bit.ly/gwJHZI
■韓国人の友達からのメール(twitterで流れてきたものを拝借)
「世界唯一の核被爆国。大戦にも負けた。毎年台風がくる。地震だってくる。津波もくる。
……小さい島国だけど、それでも立ち上がってきたのが日本なんじゃないの。頑張れ超頑張れ。」
■国連からのコメント
「日本は今まで世界中に援助をしてきた援助大国だ。今回は国連が全力で日本を援助する」
■ハッシュタグ #prayforjapan にてリアルタイムに世界中から日本に向けた声が寄せられています。
もっち(@mocchicc)が制作したWebページを拝借:http://prayforjapan.jp/
最後に
友人の住む街が、誰かの故郷が、私達の国が、大災害に見舞われています。
こんな時に協力出来なければ、国なんていう単位はなんの意味もありません。
なにか自分自身に出来ることを求めて、逆に各所に混乱を招いていては元も子もありません。
政府や公的機関の指示に従って、出来る事を探しましょう。
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
本当に、少しでも被害が小さく収まるよう、心からお祈りしています。
情報は随時更新していく予定です。よろしくご参照ください。
※類似記事:
「【緊急】東北地方太平洋沖地震のために、わたしたちにできることまとめ」/ http://ow.ly/4cYak - greenz
習慣をつけましょう♪
先週から研究室の基礎輪講が始まりました。
そこで最も感じたことは、アウトプットを意識したインプットの重要性。
私は読書に関して小さいころからずっと思っていたことがあります。
「あなたの一番おすすめの本はなんですか?」
この質問をされたとき、私には迷わず勧める本があります。
でも、その本の内容をどれだけ覚えているかというと、答えは「ほとんど覚えていない」。
本を読むことが教養の基礎にあることは重々承知しているものの、
結局内容を忘れてしまうのであれば意味がないんじゃないかってずっと思ってました。
じゃあどうすれば覚えているかって、やっぱり自分で読んだ記録なんですよね。
私は自分の本を読むときは本に直接書き込んでしまいます。
だけど、それは本を再び開かなければ思い出せないので、私には向かないことに気がつきました。
むしろ買っていない本からエッセンスを抽出しようと、メモをとったりするほうがいいな、
そう感じて更新したのが前回の記事。
まったく私にしかわからないメモで恐縮ですが、それでもいいや。
続けることが大事です、たぶん。
同じように、新聞やニュースでみる記事に関しても、
流し聞きになってしまっているのがもったいないなあと思いました。
結局、思い返してみても自分で調べて、まとめて、考察してって一連の流れに沿ってアウトプットしたものが一番記憶に残っているような気がします。
なので、これまた三日坊主になってしまう可能性もあるけど、
いろいろと決まってきているので新習慣を身に付ける努力をしていきたいと思っています。
まずはベースの基礎生活リズムの改正から。
- 作者: 遠藤拓郎
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2010/04/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あまのじゃくな私ははやっている本からも興味を失せてしまう人間なのですが、いまさらながら読んでみました。睡眠を医学的に裏づけした良書でした。
端的におすすめしているポイントを挙げます。
・平日は1:00〜5:30の4時間半睡眠
・土日は11:30〜7:00と0:00〜6:00の7時間半睡眠、6時間睡眠
1.朝ごはんを食べる(糖類・たんぱく質類・炭水化物類の3種)
2.朝の時間を右脳を有効活用(アイデアの創出・活用)
3.朝起きたら日の光を浴びる
4.食事を決まった時間にとることによる体内時間の調整
5.毎日、就寝2時間前に運動をする習慣を
6.昼間眠くなったら15分間の仮眠を
7.カフェインは午前中、お酒は就寝3時間前まで
いきなりは無理だけど、研究室生活も始まったので活用してみようと思います!
ちなみに始めるには3月1日が最適だそうです。明日ですね(笑)
みなさんもぜひ実践してみてください♪
最近の出没スポット
みなとみらいのTSUTAYA×スタバ。
未購入の本でもカフェに持ち込んで読むことが出来る最近のお気に入りスポットです。
最近、そのお店の近くの企業に就活でよくいっているため、よく訪れて本を読みふけっています。
下記、読書録。
- 作者: 美月あきこ
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2009/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 3人 クリック: 92回
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読み終わったとき、一番初めにボストンで出会ったバイオベンチャー企業の経営者・小畑さん、慶応大学の横溝教授。
著者が実際に使っているという目標シートを見て、高校の部活で行っていたメンタルトレーニングを思い出しました。
項目>目標:実現したい理由:達成できたときの気持ち:乗り越えなければならない壁:具体的な計画:現状:最終達成日:宣言:約束
・One Clapの法則:パッと目に入って来た時の印象
・メラビアンの法則:視覚(55%)聴覚(38%)言葉の内容(7%)
・第二印象は姿勢・顔・声で決まる
・IT(Impression Times)理論
・ロバート・キング・マートンの言葉
「強くはっきりとした願望は、それを強く意識して思い込むことで実現する」
・「目的を達成したときはお祝いをするときではない。新しい目的を設定するとき」
・アイデアを出すための9つのマス目
・エール大学で行った追跡調査
1.あなたは目標を設定していますか?
2.あなたは目標を書きとめていますか?
3.最終目標を達成するために計画がありますか?
このすべてに該当した3%の卒業生が、20年後の卒業生の総資産額の90%以上を占めた
・ファーストクラスの席数3%、日本における超富裕層・富裕層3%
3%というキーワード
- 作者: 行本明説
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2011/02/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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各項目ごとに図やイラストを用いて端的に要点をまとめた良書。
読む人のレベルによって読書スピードが調整できる本です。
・二律背反ではなく、両極併存(発想法)
・これに基づいてコミュニケーションを定義すると、
自分とのコミュニケーション(=考えること)と他人とのコミュニケーションに分類される
→稲着さんが以前述べていた「自己との対話」
・「やる気」を高め「やり方」をはっきりさせる慣性の法則
・やる気:期限・興味・責任感
・やり方:経験・学習・具体的処理事項
・パレート(2対8)の法則:優先順位の高い2割を終わらせることの重要性
・(自分ひとり/他人と共同の仕事)×(はじめ/おわり)の4種類
・自分ひとりはToDoList、他人と共同はContactList
・他人へのアポを入れる前に自分へのアポを入れておく
1ヶ月先まで確保しているのは1000人に1人しかいない
・終わりの時間を設定することで格段に上がる生産性、所要時間の設定と振り返り
・コミュニケーションは聞く:話す:読む:書く=45:30:15:10
・タイムマネジメント=仕事管理であって、≠時間管理
・毎日一番大事な仕事をはっきりさせる
・生産性=処理時間(質×量)/投下時間(期限〜開始)
処理時間はやり方に比例、投下時間はやる気に比例
質は個人に比例、量は組織に比例
・考える時間の欠乏する日本人
・仕事の先読み力は朝一番のコミュニケーションから
・打率=処理できた仕事/予定した仕事
・×重要度と緊急度によるマトリックスではなく、下記の優先順位
1.自分で後でやる仕事
2.自分でいまやる仕事
3.他人に任せても大丈夫な仕事
・プランニングの条件
1.実行可能である
2.スキルアップが望める(痛みを伴う)
3.筋道がわかる
4.判定(軽量化)できる
これがわかれば必要な時間・スキル・行動がわかる
- 作者: 高野登
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2010/07/21
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 12回
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一番しびれた言葉:クーパー社長がリーマンショック後に経営会議に送った手紙
「難しい時代だ。しかし、いい時代でもある。そして間違いなく面白い時代だ。まさに本物しか生き残れない時代になった。偽者はみな消えていくだろう。本質を見抜く力が試される。穏やかな海でたくましい船乗りが育つことはないのだ。これを機に、この荒波を乗り越える醍醐味を共に味わおうではないか。」
一番身に沁みた言葉:
「社員にビジョンなき仕事をさせることはリーダーが犯しうる最大の罪悪である」
・関心をもたれることで長持ちする切花の話
・「満足」と「感度」の間にある絶対的な壁
・ホスピタリティの真髄は自ら行動をおこすことにある
・社員満足(ES)と顧客満足(CS)、CSからCE(Customer Engagement:絆)へ
・エレファントシンドローム:学習記憶
cf.)アインシュタインの言葉
「常識とは、十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う」
・雑用・雑務など存在しない、雑にしているのは自分の心
・リーダー:表現する力、伝える力、語る力
・思いは形になって初めて伝わる
・空気の透明感と穏やかさ、笑顔、すべて自主的に行う組織としての覚悟
川越胃腸病院の話
・最小の結果のために最大の努力を惜しんではいけない
就職活動ではなかなか好まれない話
・「ノコギリの刃をとぎなさい」
「Art of War(孫子の兵法)」
・教育にはteachingとeducation(可能性を引き出す)がある
・3つの苦情の裏には100人の不満の声がある
・孤独には孤高・孤立・弧絶の3つの意味がある
世界一人口密度の高い孤独な町・東京
地域社会の崩壊による子育てから弧育てへ移行した現実
・氷が解けたら春になる
・「人」を「良」する「事」=「食事」
・知識→見識→胆識の力へ
・「急ぐ仕事は忙しい人に頼め」
・市場の気まぐれで大ヒットとなった商品に「しまった!」と思えるか
・「いつも笑顔で!あなたは舞台にいるのだから」
・逆説的ブレインストーミングから最適をあぶりだす
・約束×年数=信用
一度でも約束が「0」になれば信頼も「0」
・出来ない理由を探すのがアマチュア、探さないのがプロ
・レストランで最も不衛生なものは「メニュー」
・社長の器以上にその会社が大きくなることはない
器:夢の大きさ、志の高さ、人間的魅力
※「菜根譚」「自分を変える魔法の口癖」
みっかぼうず。
あけましておめでとうございます。
春休みに入ってから昼だか夜だかわからない生活を送っているみずえってぃです。
まずは近状報告。
・ちゃんと成績向上させました(たぶん)
・初めてちゃんとTOEICの勉強しました
・ちゃんと就職活動始めました
・19日に理系学生交流会やります
・ちなみにそこで司会やります(たぶん)
・婚礼の配膳バイト始めました
・外資就活ドットコムのライター始めました
私はブログはいつも三日坊主になってしまうのですが、このブログはなんとか続けていこうと思いこうしてブランクが大きくも再び執筆に励んでいます。
文章書くこと自体は割と好きで、だけど書き始めるとどうしてもクオリティにこだわってしまって、結局続かなくなるのがいつものパターン。
外資就活の記事執筆にあたり久しぶりにきちんとした文章を書いて、やっぱりこういう能力は大事だよなあと思ったのです。取材の記事作成は何度となく行ってきたけど、自分自身の内面のアウトプットが割と苦手で、どうしても時間がかかってしまう。
だからたぶん、いまだにメールもめんどくさがり。電話派。
話し早いし、伝えられるものが多いから。
だけど練習しなきゃ。これからは声コミュニケーションばかりにこだわっていられない。
私がやりたいブログには、毎日更新するような実生活の描写か考察をまとめてアウトプットするかという二種類がある。
前者の毎日更新はたぶんまた続かないし、はてなブログには向かない気がするので後者で地味に続けてみることにした。
来週から研究室の研修が始まる。
春休みで凛の活動が実質終わる。
その後はどうしよう、と考える機会がしばしばある。
というのは、自己ブランディングをその後も続けていくのか、ひっそりと身を潜めるのかという意味で。
私が勝手ながらいろいろと参考にさせてもらった女性ロールモデルは
はあちゅうさん、さわこさん、りかちゃん、えりさん、ゆみりさん、ゆっこさん
そのうち自己ブランディングを続けている人は3人、
身を潜めてしまった人は後ろ3人
どっちもメリットデメリットあるのだけど、基本的にメディアに露出することはいろんな雑音も招いてくる。自分がやりたいことだけで済む投資ばかりではない。
私もいままでは活動内容がなかなか理解されないことに苦しんだけれども、今では就活に際して社会のことを教えてほしいと何から何までアドバイスを求められることはそれなりに手間である。
卒業までにしたいことは何か。
10年後までになりたい姿のために、今何をしなければならないのか。
目先の利益に捉われずに、長いスパンで時間軸をとらえて、
今をあるべき姿に整えて選択し、自己投資をしていきたい。
何より、未開の可能性を秘めているのは目立っている同世代よりも身を潜めて粛々と自分と世界の未来を見据えている人たちなのだから。
女性研究者のキャリア構築とワークライフバランス
昨日、いつもよくしていただいている大学の女性教授の方に誘われて、
「女性研究者のキャリア構築とワークライフバランス」というイベントに参加してきました。
参加していたゲストの方に姉と同学年だった方や、
同じ勤務先で先週もミーティングしてたよという方がいて、なんだか親近感の沸くイベントでした。
私の大学の教授に直接団体を知ってもらおうということは今までしてこなかったため、凛の活動を知ってらっしゃるかたもたくさんいてびっくり。
話を伺って書き留めたこと、今後のトピックスに取り上げたいなあという話題を下記に記します。
・シンクタンクとコンサルタントの違い
シンクタンクは調査が一番重きをおき、与えられたテーマについて世界ではこのような動きが生じているから今後どう動いていくと予想
されるかをクライアントに伝える。一方、その先のソリューションのところまで踏み込んで提示していくことがコンサルタントの仕事。
・将来のキャリアを考えるにあたって
研究の内容を継続させるか、分野を継続させるか、研究での経験を含めて第三者的立ち位置からの仕事をするか。(後者は商社、VC、金融、中央政府、シンクタンクなど)
・日本の女性研究者の割合は13%、女性管理職の割合は6%
これは世界の先進国をみるととても低い数値。私の団体の活動の中でも女性研究者の割合の数値は何度も紹介させていただいたことがあります。
・女性は自分の体のことをもっときちんと知るべき
とても強く共感しました。やはり人間は生物であり、私たちは生物学の側面から自分の体のことを知っておくべきです。
よく、若いころの1年2年なんてたいして変わらないから、留学なり休学なり好きに打ち込めることをするべきとう話がありんますが、男性が言う台詞に惑わされてほしくないです。結婚の時期はいつでもいいかもしれないけれど、出産には必ず適齢期が存在します。特に、子供の夜泣きがあるためタイムマネジメントを自分でコントロールすることができない。体力のリカバリーが年代によって全く違うと、誰に聞いても共通した回答をいただきます。これはぜひ女性が人生を考える上で知っておいてほしいことです。
・なぜ仕事をするのか
【自分にとって】【社会にとって】
この2つの軸から導き出した答えを持っておくことが大切。どちらか一方のみだと、立ち返ったときに奮い立たせる意思が少し弱くなってしまうとのことでした。
・優先順位をきちんと自分で認識し、それを周りに伝え理解を得ることがとても大切。
・周囲の力を借りる謙虚さと潔さをもつこと。
・働くことは生きていくこと。若いときはつい目の前の情報だけで決断してしまいがちだが、ライフキャリアという長い時間の視点をもつこと。
・「学ぶ力」「変わる力」を身につけること。
・悩みすぎずに周りの人にきくこと。
・ささやかな自分の成長を認めてあげること。
とても勉強になりました。本日お会いした「研究者の夕べ」という企画をされている女性教授がいるのですが、彼女の企画では毎回夫婦そろってゲストとしてきていただいて、ワークライフバランスについて考えている機会を提供しているのだそうです。
この考え方にもとても強く共感しました。よく「女性のための〜」というイベントが開催されているかと思いますが、結局女性だけで考えても世にはびこる問題は解決しないと思うのです。だってこの世の中の男女でどう生きていくかという問題でしょう。
以前、MITメディアラボ副所長の石井教授が世の中を変えるには自分がロールモデとなることが一番早いといっていたのを思い出しました。
私も今回いらっしゃっていたゲストの方々のように、素敵な女性に、人間としての魅力を備えた成長を遂げたいと心から思いました。
日々を記録しておく意味
いままで、かなり私の内的な思考を外に表現することをしてきませんでした。
それは私がリーダーという立ち位置にいたこともかなり大きく影響しています。
残すところ1ヶ月と少しとなった2010年。
今年は本当にいろんなことがありました。
とくに、強烈に焼き付けられている思い出が3つあります。
残念なことに、それは凛の活動ではありません。
一つ目は、8月末の祖母の死。
二つ目は、11月に15年の生涯を終えた飼い犬の死。
そして、姉の結婚と妊娠。
なんだか本当に、これ以上はないのではないかというくらいめまぐるしい変化でした。
同時に、私と私の家族の中で、
“誰かがいなくなる”
ということに対する意識がとても強く感じられるようになりました。
そして、記憶には限界があることを認識し、それが薄れてしまうことを
強烈に恐れるようになりました。
それが、私がきちんと日々の記録をつけていきたいと思った理由です。
無理をしては続かないので、相変わらずマイペースになるかと思いますが、お付き合いいただければ幸いに思います。
どうぞよろしくお願いします。
瑞恵